Automation Anywhereでできること
Automation Anywhereはバックオフィス系の業務に強い米国産のRPAツールです。
ドラッグ&ドロップでコマンドを組み立てる方式で初心者でも開発しやすく、サーバ型ツールのため、大規模運用が可能。Control Roomと呼ばれる管理画面から社内のロボットを一括管理できます。
IBM社は自社開発したBPM(業務プロセス管理)ツールとAutomation Anywhereをコラボさせ、効率的なRPAツールの配置を可能にしました。
これにより、「どこにRPAツールの自動化が必要で、どこが必要でないか」といった業務全体のフローが見える化し、より業務改善をスムーズに行えるようになっています。
Automation Anywhereの特徴まとめ
Automation Anywhereはセキュリティが強く、信頼がおかれています。
また、AIを利用したロボット開発により、RPAツールが強い定型業務にとどまらず、一部の非定型業務も行えるという特徴があります。
従来のRPAツールではワークフローに変化が起こると、そのたびにロボットに変更を加えなければいけませんでした。しかし、Automation Anywhereは学習機能により新しい環境に適応するのが早いため、ロボットの更新回数が少なくて済みます。
Automation Anywhereの開発会社について
開発会社はアメリカのAutomation Anywhere社。2003年に設立されて以降、RPA関連の賞を多数受賞し、世界市場ではNo.1シェアを持つと見られています。
2017年に日立ソリューションズが販売代理店として国内での提供を開始。
2018年に日本法人であるオートメーション・エニウェア・ジャパンが設立され、UIの日本語化が急ピッチで進んでいます。
Automation Anywhereの評判
それでは、Automation Anywhereの口コミを見てみましょう。
一般ユーザーでプログラミングの知識がなくても、Commandパネルからやりたいことを選んで組み立てられるので、初心者にもとっつきやすく、PRA化がしやすいです。おかげで、属人化していた業務の整理、業務の定型化・文書化が行えるようになりました。
元が英語圏で開発されているので、日本語化は急務だと思います。
参照元:ITreview https://www.itreview.jp/products/automation-anywhere/reviews
Automation Anywhereで寄せられた口コミの中で、課題は主に「説明が英語で分かりにくい」「価格が高い」という部分に集中していました。
ただし、価格が高いわりにとっつきやすい、作りやすい、という意見が大半。
AIによる効果を実感している声もありました。