ビジネスのコミュニケーションをスムーズにできていますか?
社内コミュニケーションについてのある調査結果によると、8割の企業が「社内のビジネスコミュニケーションに課題がある」と感じているそうです。
メールでのコミュニケーションは時間がかかる上に齟齬が生じやすく、円滑な社内コミュニケーションを阻害しがちです。
近年ではチャット機能を持ったツールを活用する企業が増えてきており、ビジネスにおけるコミュニケーションのあり方そのものが変わってきています。
コミュニケーションツールによる恩恵を受けるためには、適切なツール選びが重要です。
例えば、社員全体のコミュニケーションを活発化させようとしても、一部の社員しか機能を使いこなせないのであれば、導入した意味がありません。
自社の課題を明確にした上で、その課題をクリアできる機能を備えているツールを選びましょう。
ビジネスのコミュニケーションツールとして、今最も使われているのは「Chatwork」と「Slack」の2つです。
それぞれの機能を比較してみましょう。
国産ビジネスチャットツールであるChatworkは、有料プランでも月額500円とコスパに優れるチャットツールです。
直感的な操作でタスク作成・管理を個人・グループでそれぞれに実施できるため、仕事の円滑化も図ることができます。
電話とメールが主な連絡手段だった企業がChatworkを導入したところ、情報の共有がスムーズになったという事例があります。
米国産のSlackは日本でも大きなシェアを誇るビジネスコミュニケーションツールです。
ワークスペースの中にチーム別、個人別、プロジェクト別にチャンネルを作成し、それぞれでコミュニケーションを図ることができます。
大きな特徴は1500点以上のアプリと連携できること。
ある会社では社内のほぼ全員がSlack上でオープンなコミュニケーションを図ることで、社員同士のコラボレーションなどを生み出す土壌にしています。
日本において圧倒的なシェアを誇るトークアプリ「LINE」のビジネス版が「LINE WORKS」です。有料のビジネスチャットツールでシェアNo.1、実績企業は10万社以上。
誰もが使い慣れている「LINE」の使用感がそのままに、カレンダー機能といったビジネスに役立つ機能をワンストップで搭載。特別な研修が不要なこともメリットです。
LINEの使い勝手の良さは、まだITの導入が進んでいない業種にも受け入れられています。
医療や飲食、小売など幅広い業種でおよそ1000社の導入実績がある「Talknote」。着実に利用者が伸びている業務効率化ツールです。
特徴は、シンプルな使い勝手の良さ。グループ、メッセージ、タスクという3つの画面をつかって、メッセージのやりとりや業務の漏れ防止などに利用することができます。
社内の情報や意識の共有をはかることによって、人材不足や過重労働といった課題を解決することが「Talknote」のコンセプトなのです。
管理機能とセキュリティが充実しているアプリケーション。スマートフォンやタブレットにインストールし、場所を選ばずに活発なコミュニケーションが図れます。V-CUBEの他のサービスと組み合わせて使うことで、より密なコミュニケーションの実現も可能です。
直感的なデザインで、ITに不慣れな人も使いやすいことからリピート率が高いツール。企業ポリシーに応じて、25種類の機能のオンオフを、個人単位でカスタマイズできます。パーティション機能やアクセス制限などの管理機能も多彩です。
アクセス権限やログ管理、セキュアカメラなどの、さまざまなセキュリティ機能が充実。メッセージやファイルはもちろん、削除データやダウンロード履歴の監査などのセキュリティ対策も万全です。クラウド版に加え、パッケージ版も提供しています。
181の国と地域で利用でき、53言語に対応している「MicrosoftTeams」。多くの企業に導入されている業務効率化ツールです。Officeアプリケーションと連携可能で、効率よく業務を行なえます。オンライン会議やチャットの機能が充実しており、名前の通り「チームでの業務」に特化した便利なツールと言えるでしょう。
ビジネスコミュニケーションツールとして、2大チャットツールとされるChatworkとSlack。
Chatworkはタスク管理、Slackはアレンジ性を強みとしており、企業のカラーや課題によって使い勝手は大きく変わります。
ツールの機能が自社のニーズに合っていなければ、新しくチャットツールを導入しても浸透させることは難しいため、まずは自社のコミュニケーションにおける課題を把握しましょう。