
https://www.uipath.com/ja/
UiPathでできること
UiPathはルールに従い、人間が行う様々なホワイトカラー(事務系一般)の業務を実行してくれるツールです。
Windows上に存在するアプリの操作、webブラウザからのデータ取得を行うほか、ERP(統合基幹システム)やCRM(顧客関係管理)などの多種多様なシステムと連携し、業務効率化を実現できます。
ロボットの自動化をドラッグ&ドロップで設定でき、プログラミング知識があれば、容易にアレンジも可能。
後述するOrchestratorによって、複数ロボットのスケジューリングを一元管理できるのが特徴です。
UiPathの特徴まとめ
https://www.youtube.com/embed/4D47PcDzDKA
UiPathは大きく分けてStudio、Robot、Orchestratorの3つで構成されています。
Studioで作った業務自動化のシナリオに合わせてRobotが動き、業務を処理します。数百台のロボットを自動管理するのがOrchestratorです。
ロボットにはアンアテンデッドロボット(Orchestratorからの指示によりバックグラウンドで自動行動)とアテンデッドロボット(人間がパソコンの前で指示をすることによって行動)の2種類があり、使い分けることによって幅広い自動化を可能にしています。
UiPathはデスクトップ型のRPAツールで、個人のパソコンにインストールして使います。2か月のお試し期間も用意されており、スモールスタートしたい企業にとってはぴったりです。
また、Orchestratorの導入により、数百台のロボットを管理できるため、小さく始めて徐々に拡大していけるツールとなっています。
UiPathの開発会社について
UiPathの開発会社は、本社をニューヨークに置くUiPath社です。その技術力は一目置かれており、業界を牽引するリーダーとして「毎年2つの製品をリリースする」と宣言しています。
非営利団体や教育機関、小規模企業に対しては、条件付きで無償版の提供を行っています。
2017年に日本法人を設立し、製品の日本語化も強化されてきているため、かなり使い勝手の良いインターフェースになってきています。
UiPathの評判
UiPathを実際に使ってみた口コミを見てみましょう。

豊富な導入実績があり、わかりやすく直感的な操作が可能なのが評価できます。定型業務の自動化も難なく実現できましたし、その後の管理も安定感があります。国産ツールのような感覚でサポートが受けられるのも魅力ですね。
ただし、導入がしやすい反面、込み入った処理がやや苦手で、プログラミング機能を使ってもできる範囲が広くないと感じました。今後の拡張性や柔軟性の改善に期待します。
参照元:ITreview https://www.itreview.jp/products/uipathplatform/reviews
導入のしやすさ、使いやすさでは評判通りのようです。UiPathは業界のリーダーとして積極的な開発を行っているため、今後も拡張性は増していくことでしょう。